歴下亭の「オモシロイからナルホドまで」

古書店・歴下亭(Amazonマーケットプレイス)を営む「本の虫」のつぶやき。本・雑誌・音楽などなどのこと。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

おやおや、おやさい

言葉遊びは楽しい。お決まりの単純な語呂合わせみたいなのを連発すると「オヤジギャグ」なんて指弾されるそうだが、それでもないよりよっぽどマシだろう。「マジ?」を連発する脳硬直的言語能力の欠如に比べれば、ちょっとウルサイかもしれないがはるかに上…

『江戸時代のロビンソン』がオモシロイ!!

medium] ●新潮文庫『江戸時代のロビンソン』(岩尾龍太郎著)を一気に読んだ。「七つの漂流譚」というサブタイトルが付いている。ロビンソンは、あのデフォーの「ロビンソン・クルーソー」のことだ。なんというジャンルに属する本なのか、というようなことは…

一家に一冊『肉体美大全』!?

定価2940円。値段的にちょっと高いんだが、僕はこのテの本が好きだ。 オトナの絵本とでも言ったらいいのか、「見て(も)楽しめる本」はできるだけ沢山持っていたいのだが、これがけっこう重くて場所をとるんだナ。 絵や写真で、前後なんの関係もなく楽しめ…

日本アウトロー列伝

思わず手が出てしまった『日本アウトロー列伝』 ◆コンビニはほとんど「立ち読み」のためにあるという「信念」が一時もろくも崩れ去った。 ラックのほぼ中央に黒地のムック。表紙は阿佐田哲也。パラリとめくるとなんと魅力的な名前がズラリ。 考える間もなく…

笹本恒子さんと『ふだん着の肖像』

めったに観ない「徹子の部屋」にチャンネルを合わせた。笹本恒子さんの出演は確か2度目だったと思うが、最初のは見た記憶がない。98歳!思っていたよりもずっと、はるかに若々しくお元気な様子で、意気軒昂。フランスへの取材旅行を予定していることなども聞…

洋書の記念写真撮りました。

「処分してしまおう」と考えたのが8月中旬。まだ手元にあるのです。撮影後新たなメンバーが加わり、「スーパー源氏」への参加を検討したりして時間が推移、とうとう10月になってしまったのだ。「処分」の意思はトーンダウンし、例によってグズグズに。そうし…

完結 オオカミ帰還作戦

先日新聞に興味深い記事が掲載された。標題はその新聞記事の大見出しだ。次に「米国立公園 絶滅危惧あす解除」とある。内容をものすごく簡潔に要約すると次のようになる。 *アメリカのかなり広い地域で棲息していたハイイロオオカミが、家畜を襲うことから…