歴下亭の「オモシロイからナルホドまで」

古書店・歴下亭(Amazonマーケットプレイス)を営む「本の虫」のつぶやき。本・雑誌・音楽などなどのこと。

アメブロ最後の5~6本・その2「遺本のことなど」

 

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遺本のことなど

アメーバ晩春から初夏にかけて、3通の訃報が届いた。知己、仕事仲間、大先輩…。共通しているのはみんな独り者で、「孤独死」だったことだ。「孤独死」という言葉に関してはいいたいこともあるが、それはそれとして、彼らの顔や声を思い出すたびに襲いかかってくる、この感情はなんなのだろうか。「悲しい」でもない「さびしい」でもない、なんと表現したらいいのか僕にはわからない。

アメーバで、「本」関連なのだが、大先輩の所有していた本の一部を、僕が引き取ることになった。猛暑の中での遺品整理手伝いが条件だったが、喜んで引き受けた。作業から帰宅してまもなく、13個の段ボール箱が届いた。画像はその一部を見えやすく並べて撮影したもの。

 アメーバ 漢字、漢文、日本語、ことば、文章、国語、外来語、作文、校正…といった単語が含まれるタイトルや、その周辺の書籍が半分以上。それでなくとも家人から「本の多さ」に苦言を頂戴している身としては、猛暑中の手伝いのあとの大問題で、「さて、どう処理しようか」と半ばパニック状態。

アメーバ七十代半ばで亡くなった先輩の「遺本」とその整理にまつわること、興味深い本については、次回以降「歴下亭な日々」にてぼやいてみたい。

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アメブロ「最後の5~6本」の2番目の記事になる。文頭のアメーバマークはコピペでも付いてくるんだ、とちょっとビックリ。遺本を引き取ったのが7月末だったから、あれからひと月が経過したことになる。(それにしてもこの「はてブロ」の入力しやすさはなんなのだ!)

「見たまま」っていうのもいい。たいていは「見たまま」になってくれないのがストレスになるんだけど、それがフリーなのは気持ちいい。